|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
エアスピード AS.39 フリートシャドワー(Airspeed A.S.39 Fleet Shadower)は、イギリスの試作長距離偵察機である。フリート・シャドワー機構想の将来はある程度約束されたものであったが、試作機の行方は間もなく戦時の空中レーダーの開発に取って代わられた。 == 設計と開発 == イギリス海軍は夜間に敵艦隊を追跡できる能力を持つ航空機(運用要求 OR.52)の必要性を考え、これが航空母艦の飛行甲板上から運用可能な低速度、低騒音、大航続距離を求める要求仕様 S.23/37となった。この特殊な航空機は、高度1500 ftを38 ノットの速度で最低でも6時間飛行できる性能を有するものとされた。 パーシヴァル、ショート・ブラザーズ、フェアリー・アビエーション、ゼネラル・エアクラフトとエアスピードの5社がこれに興味を示した。 ゼネラル・エアクラフト社は、全般的にAS.39と非常に良く似た設計のGAL.38を提案した。ゼネラル・エアクラフト社とエアスピード社の両社は各2機の試作機を製作するように指名され、1938年8月10日にエアスピード社は契約を獲得した。 AS.39は、木製の主翼と尾翼、モノコック構造の全金属製胴体を持つ支柱(胴体外皮から延びる)で支えられた半片持ち式の高翼単葉機、降着装置は固定脚の尾輪式であった。搭乗員はパイロット、観測員、通信士の3名で、観測員は3方が透明窓の機首に、パイロット席は通信士席の斜め上にという特徴的な乗員配置を採っていた。出力130hpという小型のポブジョイ ナイアガラ V 7気筒 星型エンジンを4基主翼に備え、航空母艦で使用する場合にこの主翼は格納時には折り畳むことができた〔Bridgman, Leonard. ''Jane's Fighting Aircraft of World War II''. New York: Crescent Books, 1988. ISBN 0-517-67964-7.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エアスピード AS.39 フリートシャドワー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|